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寺田俊~覚悟と結果。~

ドイツという地で6部からキャリアをスタートさせ、4部の舞台でも活躍する寺田俊選手に今回はインタビューをしました。7シーズン目を迎える今、既にゴール数は100以上。そんな寺田選手がどのような経緯で渡独し、そしてどのように這い上がっていったのかを聞いてきましたので是非ご一読ください!

A. 滝川第二高校→立命館大学→DSC99(6部)→Wuppertaler SV(4部)→FSV Vohwinkel(5部)→SV Straelen(4部)→RW Oberhausen(4部)→KFC Uerdingen(4部)

高校の時に一度海外に興味があるかと話が来ていましたが、その時は大学進学が決まっていたので断りました。しかしながら、日本でプロへの道が無理となってしまったので渡独することを決意しました。

ドイツのサッカーは日本のサッカーと違い、技術力よりかは球際の激しさが当時印象に残りました。自分のプレースタイルは狭いエリアでテクニックを発揮するような日本人タイプではなく、得点力で評価される選手なのでトライアウトで評価してもらうのは難しかったのを覚えています。

練習参加に行った当初はあまり深いことを考えず、自分のプレーに集中することを意識していました。しかし今までの人生で日本人としかサッカーをしたことがなかったので遠慮してしまったり、語学の面でも全然わからないことが多かったので、ゲーム形式の練習で自分の持ち味を見せることを意識し契約を勝ち取ることができました。

毎朝5時に起きて、必ず10キロ走る生活を毎日行っていました。自分の性格上、帰ってきてから携帯をいじってしまうので携帯の電源を切り、カフェに行って8時間ドイツ語の勉強をするのが当時の日課でした。自分の中でそれくらいもできないのであれば帰国しかないと覚悟し、毎日実行していました。

悔しい部分もありましたが、初めは自分が置かれた環境の中で結果を出すことに集中しました。結果をしっかり出せばステップアップできることは知っていたので、後がない状況の中でしたが自分のパフォーマンスに全力を注ぎました。

やはりドイツ語ができないとマイナススタートだと思います。自分らしさを出しつつも、監督がどのようなことを求めているかを理解し、そしてそれを表現する努力が必要だと思います。ドイツ人も選手がやろうとしていることがわかれば、それをしっかり理解してくれると僕は感じていました。

当時は毎試合本当にがむしゃらでした。できるだけチームメイトにわかりやすい動きをして点を決めることで、どれだけ自分がチームにとって必要かをチームメイト、監督にアピールしていました。なので、練習からどういう動きをすればチームメイトが見てくれるのか、どいういう要求をすればパスが来るのかを考え、つたないドイツ語でコミュニケーションをとっていました。試合に出続け、20得点くらいしたあたりから違うチームからオファーを多くいただいたので、結果を出し続ければステップアップができるというのは日々実感していたので慢心することなく頑張ることができました。

サッカー中心の国でブンデスリーガという世界的にも有名なトップリーグがあることがまず挙げられると思います。上がしっかりしているので、下部組織でもしっかりした施設でトレーニングや試合に臨むことができます。国としても裕福なのでサッカーでビザが取得しやすかったり、様々なクラブがどの選手を買おうか目を光らせているのでステップアップしやすいのも大きな魅力だと思います。

6部の時は練習が週に3日で日曜に試合でしたが、4部はプロクラブだったので午前に練習していました。プレシーズンはほぼ毎日2部練習で、6部とはさすがに練習の質も量も違いました。選手の質も強度も桁違いに感じたのを覚えています。しかしサッカー選手としてそれが本当に魅力に感じました。スタジアム、スタッフの数、ファンの数、要するにチームとしての規模が違い毎日ワクワクしました。選手や監督、チームメイトも元プロが多かったので毎日が学びでした。

どこのチームでも共通して求められるのは球際の強さと縦への速さです。日本サッカーはつなぐ、技術活かすというところですが、僕の場合はとにかく得点。チームとしてのチームプレーも大事だが多少なりともエゴをだすことも場合によっては必要だなと感じます。

Ansgar Knauffというプレイヤーです。当時自分が4部でリーグ戦で闘ったドルトムントのU23でプレーしていた選手です。サイドでマッチアップしてうまいなと思っていたら、そのシーズンにトップチームに昇格して現在はフランクフルトで鎌田選手や長谷部選手とプレーしていて、ヨーロッパリーグにも出場していました。

今シーズンは40試合あるので、その中で30ゴールを決め得点王になりたいと思っています。達成するために常に気を抜かず頑張っていきたいと思います!

以上、寺田選手のインタビューでした!既に得点を量産している寺田選手ですが、この数をさらに伸ばしていくのを見るのが楽しみですね!

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憧れの熱き場所へ~ブンデスリーガ開幕戦観戦記~

今回は弊社留学生とブンデスリーガ開幕戦、ボルシア・メンヒェングラートバッハ対ホッフェンハイムの試合を観戦してきましたのでレポートしていきます!あの日本代表板倉選手も先発出場しており、選手も大興奮でしたので是非ご一読ください!

アップ時からゴール裏のボルテージは既に上がっており、試合が始まる前からまさにドイツサッカーの真骨頂と思わせるような雰囲気を漂わせていました。ゴール裏では大きな旗がいくつも振られており、応援の迫力も相まって怖ささえ感じるほどの熱を感じます。今回この試合を観に来た弊社留学生は全員がブンデスリーガの試合観戦が初めてだったこともあり、完全に雰囲気に圧倒されていました!

大きな画面にこうしてスターティングメンバーが発表され、板倉選手の名前が叫ばれた瞬間は本当に鳥肌が立つ経験でした。日本人としてはやはり興奮せざるを得ない経験であり、選手としてはやはり刺激を受ける素晴らしい瞬間でした。この何万と観客が入る素晴らしいスタジアムの中、またドイツという異国の地での日本人の活躍は日本人としてはとても誇らしいものです。

そして、試合が開始されてからも板倉選手の的確なビルドアップと味方選手をカバーする動きで、チームを救うプレーを幾度となく見ることができました。これには試合を観ていた選手たちもさすがに感嘆した様子で、日本代表のレベルの高さをしみじみと感じている様子でした。

結局試合はホッフェンハイムが前半早々に退場選手を出したことが後に響き、先制するものの板倉選手の活躍と、さらにはアシストにより、この試合を危なげなくものにしました。ゴールが決まる瞬間の観客席の湧き方といい、試合中のサポーターのヤジといい、日本では全くできない経験をしっかり味わうことができました。

屈強なドイツ人を相手に戦うことは確かに簡単なことではありませんが、実際に日本人がこうしてブンデスリーガの舞台に立って活躍している事実があります。選手たちが今回のこの経験を活かし更なる成長を遂げていく姿が楽しみです。今後の選手の飛躍に期待です!!

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ドイツでインターンシップ挑戦~可能性のその先へ~

About us

かつて、海外挑戦は現役Jリーグ選手の特別な選手のみが可能でした。しかし現在は、選手自身が勇気と覚悟を持っていれば、海外に挑戦する事が可能です。そんな選手たちの成長と夢実現のために責任をもってサポートする。それが私たち「インプルーブ」です。

なにをやっているのか

インプルーブが主に行っている事業内容は、「サッカー留学斡旋」「現地サポート」「サッカー国際移籍サポート(プロ契約・セミプロ契約)」「プロサッカー選手マネジメント」「オンラインドイツ語授業」と非常に多岐にわたります。日本から来た選手には日本語で、現地チームスタッフや市役所等の手続きではドイツ語で対応という複数の言語を使う環境でもあります。

しかし上記に挙げた点はあくまでも、「選手がドイツに来てから」の業務の一握りにすぎません。私たちのサポートはすでに選手が日本にいる地点から始まります。そしてそれらの選手に私たちの存在を気付いてもらえるようにするのも私共の重要な仕事の一つとなっています。海外での挑戦や経験はお金では買えない価値があると我々は考えています。

できること / 学べること

実際に選手の契約帯同やトライアウト設計を現地で担当していただきたいと考えています。コミュニケーションは、選手とは日本語。そして監督やチームのプレジデントとはドイツ語で対応していただきます。この観点で言えば実践的なドイツ語、そしてスポーツマネジメント能力を実際の現場で学ぶことができます。言語に不安がある場合も、徐々に慣れていただく形ですので問題はありません。日本で実力があるにもかかわらず、プロになれなかった多くの日本人プレーヤーの目に届くように、SNSでのマーケティングも担当していただきます。今やSNSの活用次第で様々な事業が出来上がる時代。この経験が将来の自分への財産になります。

この仕事の魅力

上記に挙げた通り、語学力が向上するのは言うまでもありません。しかしインプルーブが他社と違うところは、一人一人に裁量があるという点です。日本の会社では上司から言われたことを淡々とこなす、指示を受けてから動き出すという状態が一般的になっています。しかし、弊社では一人一人が考えて動き出す。意見があれば伝え、実行に移す。このようにアクティブに、そして主体的に動くことで、社会に出たときに誰よりも先にいることができます。こういった自分の価値を高める、人材育成ができることもこの仕事の魅力となっています。

また、インプルーブはこの業界の中でもトップの契約実績があります。実際にプロとして活躍する日本人もすでに輩出しています。ドイツという異国の地で、また大きなスタジアムで実際に契約した選手が活躍するあの時間はなんとも言葉では言い表すことができない嬉しさと達成感と、また感動もあります。将来のサッカー選手のもとで仕事ができるというのも一つの魅力です。

~募集要項~

男女不問です。スポーツマネジメント、ドイツに興味がある方、ドイツ語を勉強している方など多岐に渡って募集しています。ドイツ語ができない方でも応募可能です。

~募集時期~

随時募集中。

~インターン実施期間~

こちら自由となっております。ただ業務に慣れることや語学面を考慮すれば1カ月以上をおすすめします。

~お問い合わせ~

応募、質問等は下記公式ラインから受け付けています。お気軽にお問い合わせください!

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未知の体験へ~ドルトムントスタジアムツアー~

今回は短期留学生2人と、あの香川真司選手が活躍したドルトムントのスタジアムであるジグナル・イドゥナ・パルクのツアーに参加しましたのでレポートしていきます!ドイツ国内でも屈指の大きさのスタジアムということもあり選手も大興奮の様子でしたので是非ご一読ください!

まずチケットを見せた後に案内されたのが、スタジアムの中で最もピッチに近い観客席のスタンドでした。収容人数が81,365人というヨーロッパの中でもトップ10の中に入る最大級のスタジアムに圧倒される選手たち。あの埼玉スタジアムで63,700人、日産スタジアムで72,327人というデータを見てもいかにこのスタジアムが巨大なのかがわかります。また、サッカー専用スタジアムということもあり、観客席とピッチまでの距離がとても近いのも大きな魅力の一つとなっていました。

続いて案内されたのが選手の入場ゲート。ここはドルトムントの選手、そして対戦相手の選手が整列してピッチに入る前の待機場所となります。雰囲気や施設の豪華さにサッカーをしている人なら誰しもが興奮してしまうような場所でした。通路の壁にはこうしてドルトムントのエンブレムもあったので選手とパシャリ。チャンピオンズリーグのアンセムを流してくれる演出もあり、まるでこれからドルトムントの一員として試合を闘うような体験をさせてくれる粋なサービスもありました。

続いて案内されたのが選手のロッカールーム。広い空間に長机と着替えるスペースがありました。選手には一人一人に場所が提供されており、だれがどこを使っているのかがわかる状態となっていました。既にハーランド選手はマンチェスターシティへの移籍が発表されていましたが、当時はまだハーランド選手の場所も確保されていたのでそこでも写真を撮りました。それ以外にも聞いたことがある選手の名がずらりと並び、さらに奥にはクールダウン用のプールも用意されており、選手たち含め帯同したスタッフも開いた口がふさがらない状態となっていました。

実際にピッチに足を踏み入れることは芝の管理上の問題などから叶いませんでしたが、ベンチまではこうして行くことができました。完全に選手目線でスタジアムを眺めることや、ベンチの座り心地の良さに選手も驚きの様子でした。

胸が熱くなる体験や新鮮な光景というのはこれからの選手のモチベーションにもつながり、ひいてはこれからの選手の成長にもつながっていきます。その体験の一つに今回なれれば幸いです。そして、未来ある選手たちの今後の活躍に期待です!!

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ドイツ生活情報~スポーツジム~

今回はドイツでの実際の生活に視点を絞りフォーカスしていこうと思います。ドイツでシーズンを闘うため、そして自分をアップデートさせていくためには日々のトレーニングが必要となります。それを手助けしてくれるのがスポーツジムです。日本でも今では様々な年代の方々がスポーツジムに通い身体を動かすこの時代、果たしてドイツではどのような形になっているのかレポートしていきます!

写真を見ていただければわかる通り器具の多さも日本同様、もしくは場所にもよりますが充実しています。また営業時間も朝の6時から夜の0時までなので、自分の行きたい時間に、自分のタイミングでトレーニングすることが可能です。清潔感が常に保たれた状態でトレーニングできることも一つの魅力になっています。

弊社留学生も実際にスポーツジムに通い、日々トレーニングしている選手が多くいます。ドイツサッカーの醍醐味ともいえる「闘う」「守備で奪いきる」を体現するためには、強靭でなおかつ動ける身体が必要になってきます。体格の差からすでに強さという意味でハンディキャップを背負っている日本人はこうして自分の足元の技術のみならず、身体の使い方やどれだけの負荷に耐えられる身体を作るかというのも必要なスキルとなります。

これだけ設備も整っていて、清潔感というところで見ても素晴らしいのはさすがにコストが多くかかってしまうのでは…という心配が、ここまでの文章を読むとあるかもしれませんが心配はいりません。日本でスポーツジムに通う場合は場所にもよりますが、毎月¥7,000から¥10,000前後が相場となっております。しかしながらドイツはなんと毎月20€(約¥2,600程)から通うことができてしまいます。トレーニングをしたい我々サッカープレイヤーにとってはなんともお財布にやさしいお値段になっており、日本よりも通いやすいというのもドイツのスポーツジムの魅力となっています。

またジムによってはサウナが完備されているものもあります。トレーニングのみならず、身体のリフレッシュとしても活用できるのは、かなり良い環境が整っているといっても過言ではありません。ドイツに来ることで、日々文化の違いや言語の違いで新鮮な経験をすることができますが、自己管理という部分でも自分によりフォーカスを置きながら成長できるドイツというこの環境は素晴らしいです。

日々黙々と成長のために努力している選手を知っているからこそ、選手の活躍を願うばかりです。これからの選手たちの成長、そして活躍に期待です!

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日本人が活躍したあの場所へ~ボルシアドルトムント試合観戦記~

先日、ブンデスリーガ1部第30節、ボルシアドルトムント(Borussia Dortmund) vs ウォルフスブルク(VfL Wolfsburg) の試合観戦を行いました!ボルシアドルトムントは、あの日本代表の10番香川真司選手が大活躍したチームということ、そして世界でも屈指のビッククラブとして、ドイツのみならず日本、そして世界でも有名なチームです。

対するウォルフスブルクも、日本代表キャプテンの長谷部誠選手が在籍していたチームであり、長谷部選手がプレーしていたシーズンには優勝も成し遂げた強豪です。そんなチームが相手ということもあり、写真の通りサポーターはスタジアムを覆いつくしました!この迫力には選手も大興奮で、改めてドイツサッカーの熱さや文化を肌で感じていました。

Die Zuschauerzahlというのは観客の人数を表していますが、当日の人数は79,200人と相当な数の人がこの試合に足を運んでいました。日本で有名な埼玉スタジアムの収容人数が63,700人、新国立競技場の収容人数が68,000人ということを考えると、この数字のすごさをうかがえるかと思います。

試合は、ドルトムントの17歳、この日デビュー戦そして初スタメンのアレクサンダー・ローテ選手の先制点を皮切りにウィツェル選手、エムレジャン選手、ハーランド選手が続々と得点を重ね、気づけば6-0。最後にウォルフスブルクが1点を返し試合は6-1で終了しました。

先制点の選手が17歳ということもあり、選手たちもかなり刺激を受けた様子でした。ドイツでは年功序列の制度はありません。その場でどれだけ実力を発揮できるのか。17歳という年齢だろうが先を走る選手はどんどん先に行く。そんな環境でサッカーができるのはドイツでサッカーをする魅力の一つです。このレベルを目指し、そして今回の刺激をこれからの糧に成長していく選手たちに期待です!!

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海外に住むということ~JAPAN TAG~

先日、ドイツにあるデュッセルドルフでJAPAN TAG(ドイツ語で日本の日の意味)が開催され、弊社留学生と共に現地へ訪れたのでその様子をレポートします!

現地では太鼓の催しや日本食、様々な日本企業が出し物を用意し、ドイツと日本の文化交流イベントが行われていました。この「JAPAN TAG」は実に2002年から毎年開催されており、今年で20周年を迎えました。

しかしながら前年、そして一昨年はコロナウイルスのパンデミックにより開催することができなかったために今年は2年ぶりの開催となりました。ドイツ人の方々からすれば久しぶりのJAPAN TAGとなるため当日は人でごった返す状態となっていました。これを現場で見ると、日本という国の人気度をうかがうことができるため、日本人という立場からするとかなりうれしい気持ちにもなりました。

デュッセルドルフで行われるイベントの中でも特に大きいイベントということで、近年の来場者数は60万人を超えているそうです。うち約35%はドイツ国外から訪れているそうで、この数字は日本の人気がドイツ国内のみならず、ヨーロッパ諸国で高いことを示しています。

特にアニメのコスプレをしているドイツ人が多く、日本人の我々を見かけるや否や写真を撮ることをお願いされます。現地の人々との交流は言語の問題を解決する一つの手段にもなります。また何よりも現地での生活を楽しむこともドイツに来る一つの醍醐味です。

イベントを通してリフレッシュすることができた選手たちが、これからのシーズンで更なる活躍をすることに期待です!!

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いざ4部の舞台へ

先日、弊社留学生3選手が所属する1FC.Bocholtがリーグ戦残り1試合を残して5部リーグ優勝を決めました!今シーズン圧倒的な強さを見せきたボッホルトですがリーグ終盤は相手チームからの徹底的な対策により苦しめられた試合もありましたが、最後はしっかり勝ちきり25年ぶりとなる4部リーグへの昇格という歴史に残る快挙を成し遂げました!ドイツは4部リーグからプロカテゴリーになるので弊社所属3選手はプロデビューを果たすことになります!たくさんのサッカー留学生が目指す4部の舞台へ到達し、そこから更に飛躍し、これからくるサッカー留学生のお手本になると共に自身達のステップアップも楽しみです!

↑後期昇格リーグの順位表

今シーズンは昨シーズンのコロナでリーグ戦が中止になり昇格と降格がなかった影響で23チームで例年通りのホーム&アウェイ方式ではなく前期で総当たりのリーグ戦を行い、後期シーズンは前期シーズンの結果をもとに昇格リーグと降格リーグに分かれて戦うという不規則なリーグ編成の中、始まりました。18勝1敗3分という素晴らしい結果を出したにもかかわらずかつて4部リーグに在籍していた最大のライバルであるSSVG Velbertに勝ち点差2足らず2位で前期リーグを終えたボッホルトでした。昨シーズンは断トツの1位でコロナでリーグ戦が中止にならなければ4部リーグ昇格が手堅かったボッホルトはその悔しさをバネになんと後期の昇格リーグでは負けなしで突っ走りライバルのSSVG Velbertから首位の座を奪い取ります。

そしてライバルのSSVG Velbertがリーグ9位のETB Essenに負けたことにより勝てば昇格が決まる昇格リーグ第9節のTSV Meerbusch戦は試合前日にチケットは完売になり、試合当日は2300人ものボッホルトサポーターがチームの優勝を見届けようと集結しました。絶対にホームでたくさんのサポーターの前で優勝を決めたいボッホルトは前半に4得点をあげ、最終的には5-0で危なげなく勝利をし、試合後にはドイツでは恒例のサポーターと優勝のビールかけをしリーグ優勝と4部リーグへの昇格を喜び合いました。

↑サポーターとビールかけをする柳沢選手

冒頭にも触れたように1FC Bocholtには3人の弊社サポート選手が所属しています。

・Takumi Yanagisawa リーグ戦30試合 7ゴール3アシスト

・Kento Wakamiya リーグ戦29試合 4ゴール9アシスト

・Kohei Nakano リーグ戦5試合 1アシスト   ※後期加入

来シーズンBocholt3選手が戦うRegionalliga(4部)は地域区分の問題で3部リーグからの降格チームは無く、西地区3つの5部リーグからの昇格チーム4チームを加えた18チーム構成でリーグ戦が行われます。1FC Bocholtは7月22日に開幕戦を迎えます。

↑優勝決定した試合のハイライト

立場やドイツにいる年数などが違う3選手ですがやっとの思いで掴み取った4部リーグへの挑戦権。しかし彼らの目標は4部リーグにとどまらず更に上のブンデスリーガでプレーすることなのでここからが始まりであり、更に険しい道のりになることが予想されますが、まずは来シーズン4部リーグでの活躍に期待ですね!!

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三宮捷〜3部の舞台へ〜

弊社留学生、三宮捷選手にインタビューしてきました!ぜひご覧ください!

A、MF.FW. 

サガン鳥栖唐津→佐賀学園→城西国際大学→VFL Alfter(5部)→Schott Mainz(4部)

A、元々大学卒業後に日本でプロサッカー選手になることを目指していましたが残念ながらその夢は叶わず、それでもまだ大好きなサッカーを続けたい気持ちがあり、海外に場所を変えてサッカーをしプロを目指すことを決めました。その中でドイツはサッカー大国であり、しっかり結果を出せば確実にステップアップできるリーグだと聞き、ここで挑戦したい気持ちが強くなったのでドイツを選びました。

A、ドイツサッカーの魅力はたくさんありますがやはり一番は圧倒的なサッカーファンの多さだと思います。小さい子からお年寄りの方まで、男女問わずみんなサッカーが好きで、街は試合の日になるとお祭り騒ぎになります。サッカーがドイツでどれだけ愛されていてサッカーが文化として根付いていることが身に染みます。

A、ドイツにきた当初は全てのことが初めてで、長年住んできた日本とは異なることが多かったので苦労したこともありましたがドイツ生活に慣れてきた今ではとても過ごしやすいです。言葉の面でもっともっとドイツ語を話せるようになるともっと楽しくなると思うので引き続きドイツ語の学習は精進していこうと思います。

A、例えばですが、日本人はドリブルがうまくてテクニックがある選手が多いと思うし、運動神経も良い選手が多いと思います。ただトラップでうまくいい所におけなかったり、最後のシュートが決まらなかったりします。
それに比べてドイツ人はドリブルやテクニックはそこまでうまくないけど
トラップで良い所に止めたり、シュートがめちゃくちゃうまかったりします笑 だから自分よりも運動神経も足元の技術が劣っていても点を取り、試合に出る選手がいます。サッカーは点を取るスポーツであり、ドリブルをするスポーツではないです。何が重要でどんな時にどんなプレーをするかがドイツ人は日本人に比べて理解してる事が多いのかなと思います。自分自身もドイツに来てかなりその部分で学ばされる事が多いです。もちろんその中で
全ての技術が高い選手ほど上のリーグでやってると思うので結局、ドリブルもシュートもトラップももっともっと向上すべきだと思います。

A、日本とドイツのサッカーは全然違うと言われていますが自分としては意外とドイツも日本のサッカーと似ている気がします。ただ一つ違いを述べるなら圧倒的なフィジカルの差。いくら攻撃が上手な選手でも1対1のデュエルが弱かったりするとそこで評価を落として契約できなかったと言う選手をよく聞きますし実際に友達にもそんな選手がいました。日本の選手は体が細い選手が多いので1対1の部分で負けていると弱い選手だと思われます。

A、ファーストタッチのトラップです。ドイツ人は日本の守備と違って結構
止まらずにツッコんでくる選手が多いです。だからファーストタッチでいい所に置かないとボールを簡単に奪われてしまいます。いい所にボールを置く事ができたら、ドリブルだったり、相手を交わす能力は自信があるのでやっぱりファーストタッチはかなり意識してます。

A、自分自身、攻撃的な選手なのでチャンスが来たらシュートを迷わずに打てとよく言われます。お前はスピードもあるし技術もかなり高いから、あとはシュートを打って点を決めるだけだと。ゴール前の落ち着きだったりシュートの技術をもっと上げていかないといけないですね。

Q、今シーズン4部リーグでしっかり活躍して来シーズン3部でプレーする事です。

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~祝・リーグ優勝~

先日、弊社留学生渡邊選手が所属するTuS Bövinghausenがリーグ戦を3試合残しながらも優勝を成し遂げました!当日の試合では勝てば優勝という条件下でしたが、常に追いかける展開となりました。しかし後半のロスタイムにドラマが待つ展開となりました!

90+1分にグロスクロイツ(Großkreutz)選手が逆転の勝ち越しゴールを決め、チームを勝利に導きました!このグロスクロイツ選手、実はただモノではありません。

グロスクロイツ選手をすでにご存じの方も多いかもしれませんが、ドルトムント全盛期を代表する選手のひとりであり、2014年ワールドカップでもメンバーに名を連ねた世界的なトッププレイヤーです。11/12シーズンはあの日本代表10番の香川真司選手と共にリーグ優勝に貢献し、2014年ワールドカップではドイツ代表は優勝します。

香川選手ともかなり仲が良かったのはドイツでは有名な話であり、そんなお陰もあってか渡邊選手ともいい関係を築いていました。世界的なスターと共にプレーすること、リーグ優勝をすること。どれも当たり前な経験ではありません。

しかしこの経験も、渡邊選手がドイツで挑戦をするという大きな決断をしたからこそできたものです。言語や文化の違いというのはネガティブなものではなく、自分を新たな世界へ、そして自分の想像を超えるような環境へ連れて行ってくれるものです。

こういった経験は選手を一回りも二回りも成長させてくれます。試合後には発煙筒を使いながら選手はサポーターと共に優勝の喜びを分かち合いました!嬉しさなどの感情をさらけ出しながら歌を歌いサポーターと喜びを分かち合う姿は日本ではあまり見かけない素晴らしい瞬間でした。

この経験値を今後のキャリアにつなげ、さらなる進化を遂げていく渡邊選手に期待です!

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