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オフシーズンの息抜き

皆さんこんにちは!今回は弊社留学生の49€チケットで出かける旅行の様子第2弾、アーヘン編を紹介します!アーヘンはドイツ西部、ベルギーとオランダの国境近くに位置する街で、デュッセルドルフから電車でおよそ1時間で行くことが出来ます。そのアーヘンの様子をぜひご覧ください!

アーヘンには北部ヨーロッパ最古の大聖堂で、ドイツで最初に世界遺産に登録されたアーヘン大聖堂があります。この大聖堂は中心に高さ32mの八角形のドームが造られており、その奥に礼拝堂があります。中世のキリスト教では「八」は復活を意味することからドームの形も八角形になったそうです。そこに描かれているモザイク画は精巧に描かれており、息をするのも忘れるくらいいつまでも眺められます!

写真奥の礼拝堂は当初は小さい礼拝堂だったそうですが、巡礼地として巡礼者が増えたことから1355年から60年かけて増設されたそうです。高さが25.6m、総面積100㎡を超えるステンドグラスが並んでおり、別名ガラスの家と呼ばれています。じっと眺めていると吸い込まれそうなくらい美しいステンドグラスでした。

ブログ冒頭でも紹介したように、アーヘンはオランダとベルギーと面しており、ドイツを含む3か国が交わる三国点があります。この三国点はアーヘン中央駅からバスで約1時間山道を登ると行くことが出来ます。日本では味わうことの出来ない、歩いての国境越え。ビザや入国審査等なしで行けるのがヨーロッパの醍醐味です。この三国点は小さい観光地になっていて、サイクリングで訪れる人や家族連れもたくさん来ていました!

この三国点には展望台があり、景色を眺めることが出来ます!しかし上ったときには大雨に…。残念ながら景色を眺めることはできませんでした。

景色は眺めることが出来ませんでしたが、アーヘンの美しい街並み、そして文化に触れた選手は次の日からの練習に向け英気を養う1日になりました!

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平井祐輝 ~掴んだ信頼~

今回はSC Werden-Heidhausenに所属する弊社留学生の平井祐輝選手にインタビューをしてきました。途中加入ながら12試合出場でチームメイトからの信頼の厚い平井選手にドイツ初年度の成績を振り返ってもらいました!

―サイドバックとして12試合出場で1アシストという結果でした。ドイツ初年度が終了した感想を教えてください。

ドイツ語が分からない中でしたがチームメイトや監督のおかげで、ドイツで求められていることや何が大切なのかを学ぶことが出来ました。

―ドイツと日本でサッカーの違いは何か感じましたか?

ドイツサッカーはシンプルなプレーが多く、リスクを伴う攻撃的なプレーが少ないと感じました。ただ、勝負の回数や1vs1で奪いきる、絶対に取りきるんだという球際の激しさはドイツの方が強いと思います。ドイツは気持ちがかなり強いです。毎回の練習や試合の1vs1の場面でこの気持ちを感じながらプレーをしています。

―ドイツで実際にプレーをして戦えたと思うところはありますか?

1vs1の場面では自分の特徴を出せたと思いますが、守備のやり方が日本と違うのでそこは少し苦労しました。あとはチャンスになる、攻撃の起点になるパスだったり、パスの強弱で変化させたりはできたと思います。

―ドイツ留学を決めたきっかけは何かありますか?

「大学卒業後に日本でプロ」という目標があったのですが、プロになれなかったときに海外でプロを目指すという選択肢を常に持っていました。しかし、高校の時に怪我をしてしまい、大学でもその影響で満足いく結果が出せない中で将来のことを考えたときに、通っていた大学の所属するリーグでプロを目指すことは難しいと思いドイツ挑戦を考えました。年齢の若いうちが評価されると思い、怪我が治ってプロを目指せる状況になってからドイツに来ました。

―ドイツサッカーの魅力はどんなところだと思いますか?

日本と違いサッカーの文化が根付いているので、試合をするときにはグラウンドにお客さんが多く集まります。地元の人や選手の家族、アウェイサポーターも。あとは下部リーグでも試合の結果や個人の成績を見られるアプリもあり、サッカーに対する環境はとても整えられていると思います。

―これからドイツ留学を考えている選手にアドバイスはありますか?

ドイツ語の勉強や文化を学ぶことをやっておくといいと思います。ドイツ語はサッカー用語だけでも覚えておくと、初めからコミュニケーション取れて自分も楽にプレーできると思います。

―最後に来シーズンの意気込みをお願いします!

まずはコンスタントに試合に関わること、そして目に見える数字で結果を出したいです!

 

一つひとつの言葉をしっかり選びながら質問に答えてくれた平井選手。来シーズンの活躍に期待です!!

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細川竜征~ドイツで掴んだ手応え~

今回はドイツ1年目のシーズンを終えた弊社留学生でSC Düsseldorf-Westに所属する細川選手にインタビューをしてきました。シーズン途中での加入でしたが、すぐにスタメンの座をつかみ、11試合3アシストという結果を残した細川選手に今シーズンを振り返ってもらいました!

―まずはドイツ1年目のシーズンが終わりました。ドイツサッカーの感想を教えてください。

日本の方がサッカーのスピード感は早く、ドイツの自分の所属する6部は落ち着く時間が多いなとは思いました。しかし、体格がかなり違うので日本とはまた違ったキツさがありました。

―右サイドバックで11試合3アシストという結果でした。

アシストはもう少し行けたと思います。しかし1月に加入してからは全試合スタメンで出ることが出来たのはよかったと思います。

―プレーする中で感じたドイツと日本の違いはありますか?

シュートがみんなうまいのは日本と違うところだと思います。自然と自分も練習を重ねる中でシュートの精度が上がっていく感覚がありました。

―ドイツサッカーで意識している点はありますか?

ミスをしないことです。ドイツはパス一つひとつに責任が大きくあるので、プレーの選択は簡単なことを選ぶようにしています。

―ちなみになぜドイツに来たのですか?

本当は就職しようとしてインターンで働いていましたが、いつでも仕事することはできるし、社会人になることは年を取ってからでも経験できるなと思っていました。1度きりの人生、若い時にしか経験できないことしたいなと思い、ドイツにサッカー留学することを決めました。

―ドイツに来て5か月ですが、ドイツでの生活はどうですか?

人がみんな優しいです。ジムやサウナでもドイツ人から話しかけてくれてコミュニケーションを取ってくれるから会話の練習にもなるし、話せたら自信にもなるので楽しく生活できています。

―サッカーと生活面のそれぞれで、ドイツの魅力は何かありますか?

練習がしたいときに、グラウンドが毎日空いているので練習することが出来るのがとても良いです。予約は必要ないですし、料金がかからないので自主練する時間がとても増えました。ジムやサウナも日本より安価で綺麗で設備も整っているのでとても良いです。

カフェも好きです。カフェが文化みたいなところがあるので、暇さえあればカフェに行こうとなります。おしゃれで綺麗で勉強ができるので好きです。

―最後に来シーズンへの意気込み、目標をお願いします!

5部でプレーして全試合スタメンでプレーしたいです。10アシストできるように頑張ります!

ハキハキと明るい笑顔でインタビューに答えてくれた細川選手。来シーズンの活躍に期待です!!

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Deutschland Ticketの旅~ケルン~

皆さんこんにちは!今回は弊社留学生のドイツ観光の様子を紹介します!今ドイツでは『Deutschland Ticket』というチケットのサービスが5月から開始され、ドイツ国内の公共交通機関がなんと月額49€で乗り放題!これを使わないわけにはいかない、というわけで今回は弊社が拠点を構えるデュッセルドルフから電車で30分にあるケルンへ行ってきました!

ケルン中央駅に到着してまず目に飛び込んでくるのは世界文化遺産であるケルン大聖堂です!高さ157mの塔を2つ有する大聖堂は近くで見ると圧巻でした。近くで見ると大聖堂の壁面には細かい彫刻が無数にあり、全てが違った形、大きさで驚かされます。

ライン川をはさみ大聖堂の反対側にあるのはケルントライアングルタワー。このタワーはオフィスビルなのですが、最上階の展望台には入ることができ、ケルンの街並みを一望できます!このタワーから見ると特にわかるのですが、ケルンには大聖堂より高い建物があまりありません。高層ビルの建築計画があったそうですが、景観が損なわれるとして現在は高さ規制が敷かれ、大聖堂より高い建物は周辺にはありません。そのため川を挟んだ反対側でも大聖堂をとても大きく感じることが出来ます!

この日ケルンは『Weinwoche』というイベントを開催していました。ドイツ国内の26のワイナリーが集まり、ワイン愛好家同士の交流の場として開催されているイベントということで、お昼の12時でもたくさんの人がワインを嗜んでいました。ドイツ料理の屋台もいくつか用意されており、家族連れもたくさん来場されていました!

我々もドイツ料理のジャーマンポテトやホットドッグなどを食べ、ワイナリーの店員さんおすすめのワインを味わい、翌日からの練習に向け英気を養う一日になりました!

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初めて感じた熱気と殺気〜ブンデスリーガ観戦記 1.FC.Köln vs VfL Wolfs burg〜

今回は弊社留学生とブンデスリーガ22節、1. FC Köln vs VFL Wolfsburgの試合を観戦してきました!過去に日本人選手も所属した歴史あるチーム同士の一戦に留学生も大興奮でした!是非ご一読ください!

試合前にはスタジアムグルメを堪能しました!選手はホットドッグやハンバーガーを購入し、大満足な様子でした!スタジアムで食べるホットドッグは最高に美味しいです!

アップ時からゴール裏のボルテージは既に上がっており、試合が始まる前からドイツサッカーの真骨頂と言えるスタジアムの雰囲気を感じました。ゴール裏では大きな旗がいくつも振られており、怖ささえ感じるほどの熱を感じます。今回この試合を観に来た弊社留学生は全員がブンデスリーガの試合観戦が初めてだったこともあり、完全に雰囲気に圧倒されていました!
そして、選手入場の際の声援は感動的なものがありました。いつかこの場所でプレーしたい、サッカーを愛する者であれば、誰もがそう思うでしょう!

結局試合はVFL Wolfsburgが前半早々に先制し、後半に追加点を決めたところで、この試合を危なげなくものにしました。ゴールが決まる瞬間の観客席の湧き方といい、試合中のサポーターのヤジといい、日本では感じられない熱をしっかり味わうことができました。ホームのFC Köln は今回の不甲斐ない試合によりサポーターから大ブーイング。このブーイングもサポーターからの愛と言えるでしょう!

選手たちが今回のこの経験を活かし更なる成長を遂げていく姿が楽しみです。今後の選手の飛躍に期待です!!

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世界で1番熱い夜〜ブンデスリーガ観戦記 Borussia Dortmund vs Hertha BSC〜

先日ブンデスリーガ1部第21節のBorussia Dortmund  対 Hertha BSCの試合を弊社留学生と観戦しましたので、本日はそのレポートをしたいと思います!Borussia Dortmund は世界1の平均観客数を誇り、今節も8万人超の観客がスタジアムへ駆けつけました!

弊社留学生も初めてのブンデスリーガ観戦に終始興奮した様子でした!留学生は試合前にDortmundのタオルマフラーを購入!さらにドイツでは基本的に試合試合会場でビールを飲み、ホットドッグを食べるスタイルが一般的なので、選手もホットドッグを購入し(ビールはやめておきました(笑))、試合前のスタジアム巡りを楽しみました。
日本とは異なる雰囲気に選手は終始興奮気味でした!海外の文化に触れることは留学生活を行うメリットの一つといえます。

自分たちの席に着席すると、サポーターの歓声と音楽がスタジアムに響き渡り、ウォーミングアップが始まりました。サポーターの熱気は日本のものとは比べ物にならないものになっており、凄まじい迫力があります。少なからずビールの影響はあるでしょうね(笑)

スタジアムの中にいると、サポーターのボルテージが選手の入場とともに上がって行くのを体感できます。この感覚をサポーターとして感じでも一生忘れられませんが、留学生はプレーヤーとしてこの声援を受けたいと心の底から思うでしょう。一握りの選手が、登り詰めた先にあるものだからこそロマンも夢もあります。ドイツには素晴らしい環境が日本よりも多くあるので、留学生には必ずチャンスがあると強く感じます。

試合は前半にDortmund が2点を先制し、その後も優位に試合を進めます。この試合W杯ドイツ代表にも選出されたアディエミ選手が前半だけで1ゴール1アシストの大活躍。ドルトムントではなぜこれほど若いタレントが育つのでしょう。いつか若い日本人をドルトムントが必要とする時が来るよう、弊社も努力して参ります。後半にはマルコ・ロイス選手、ジュディベリンガム選手の活躍もありスタジアムのボルテージは最高潮になりました。このスタジアムで毎週プレーできる喜びは計り知れないなと心の底から再度思いました。

結果としては4-1で試合終了。終始圧倒したDortmundはこの試合をものにしました。弊社留学生もDortmundの素晴らしい雰囲気に終始圧倒&刺激された様子でした。こういった経験を通して更なるレベルアップをして行く選手たちに期待です!!

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サッカー選手の分岐点〜ブンデスリーガ観戦記 Bochum vs Hoffenheim〜

先日ブンデスリーガ1部第19節のVfL Bochum 対 Hoffenheimの試合を弊社留学生と観戦しましたので、本日はそのレポートをしたいと思います!VfL Bochumには日本代表の浅野選手も在籍しており、我々日本人にとっては注目の一戦となりました!

弊社留学生も初めてのブンデスリーガ観戦に終始興奮した様子でした!ブンデスリーガのみならず、アマチュアのリーグでもそうですが、ドイツでは基本的に試合が行われるグラウンドでBratwurst(ブラートヴルスト)と言われるホットドッグやCurrywurst(カリーヴルスト)と呼ばれる郷土料理を購入することができます。本場ドイツでヨーロッパのサッカーを見るだけでなく、同時にこういった文化に触れることができるのも海外生活の魅力の一つとも言えます。

そうこうしているとアップが始まりました。ドイツのスタジアムは日本のスタジアムと異なり、ピッチとサポーターの距離が本当に近いです。日本で見られるスタジアムの多くは陸上トラックがまわりにしかれているため、どうしてもピッチとサポーターの間に距離ができてしまいます。しかしながらドイツのスタジアムは基本的に「サッカー専用」のため、この問題が解消されています。サポーターの熱気も日本のものとは比べ物にならないものになっており、凄まじい迫力があります。

スタジアムの中にいると、サポーターのボルテージが選手の入場とともに上がって行くのを体感します。浅野選手のスタメンがアナウンスで発表されるとサポーターも同時に名前を叫びます。同じ日本人として感動と興奮を覚える瞬間です。観客でもこの感覚なのであれば、選手本人は一体どんな感情になるのか気になるところではあります。これは選手のみが体感することができる感情ですが、登り詰めた先にあるものだからこそロマンも夢もあります。

試合はBochumが幸先良く先制し、その後も優位に試合を進めます。そして来たる前半40分。センターサークル付近で味方からボールを受けた浅野選手が素晴らしいファーストタッチでゴールへ向かってドリブルを開始し、高速シザースから相手ディフェンダーを交わしたかと思えばゴールキーパーの股を抜く技アリゴールでBochumに追加点をもたらしました。会場が大いに湧き、Bochumとしても点差を3に広げる貴重な点となりました。

結果としては5-2というもので終わったものの、終始圧倒したBochumは危なげなくこの試合をものにしました。浅野選手はワールドカップ前に膝を負傷したりなど、難しい時期を迎えていたにも関わらず、ワールドカップでは強敵ドイツに対して逆転ゴールを叩き込み、今ではチームでもコンスタントに出場機会を得ています。自分にとって挫折と思う期間も絶え間ない努力を重ねることでトップレベルで戦えるということを証明してくれています。弊社留学生も浅野選手の活躍に刺激された様子でした。こういった経験を通して更なるレベルアップをして行く選手たちに期待です!!

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サッカー選手としての価値〜三宮選手試合観戦記〜

先日Regionalliga(4部)の第17節、FSV Frankfurt vs VfR Aalenが行われ、その試合観戦をしましたので以下にレポートしていきます!三宮選手が所属するFSV Frankfurtからすれば、降格圏に位置するVfR Aalen相手には是が非でも3ポイントをホームへ持ち帰りたい一戦となりました。しかしこの試合は下馬評とは異なり、一進一退の白熱する、大いに湧く面白い試合となりました。

4部の試合となれば球際もバチバチです。屈強なドイツ人ともなると一回のタックル、フィジカル勝負にとても見応えがあります。4部リーグには以前はブンデスリーガに所属していたチームなどが多くいたりするので、スタジアムの規模も必然と大きくなります。今現在は降格圏に位置するVfR Aalenも数年前までブンデスリーガ2部に所属していました。サッカー文化が深く根付くドイツのスタジアムは基本的にサッカー専用スタジアムのことが多く、観客との距離が非常に近いのも一つの魅力です。

0−2でVfR Aalenリードで迎えた後半に三宮選手は投入されました。日本人らしい俊敏な動きや華麗なドリブルテクニックで相手を置き去りにし、多くのチャンスを創出しました。(プレー動画はインプルーブのインスタグラムを参照ください!)三宮選手が多くのチャンスや決定機を創出する中、フランクフルト側の時間が多くなり、一点を返すことに成功します。

試合として白熱する中、球際の激しさも増します。ファールの数が徐々に増え、サポーターから飛ぶヤジも増えていきます。日本ではなかなか起きない状況だからこそ海外にいることを実感します。ヨーロッパのサッカーでは、ピッチの上は戦場です。そのための応援やヤジも日本では感じられない激しさも熱さもあります。だからこそ、海外という地で活躍することに価値があります。観客は一つ一つのプレーに熱狂し、勝利のために選手は戦います。

海外で日本人の名前のアナウンスをされると、日本人としては鳥肌が立つほど感情を揺さぶられます。アウェーでのブーイングや味方サポーターからの声援を受ける日本人選手は、そこで認められたサインでもあるため、三宮選手が相手チームからどれだけ警戒されているのか、味方チームからどれだけ信頼されているのかを感じることができました。

試合は結局1−2でVfR Aalenが勝利しました。三宮選手所属のFSV Frankfurtにとっては難しい試合になりましたが、今後の巻き返しに期待です!試合後にはファンからの写真を頼まれる姿もありました。しっかりパフォーマンスで試合に貢献し、チームで認められれば必然とファンにも認められるようになります。更なる三宮選手の活躍に期待です!

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謹賀新年〜2023開幕〜

みなさま明けましておめでとうございます。2022年はワールドカップの初戦が日本対ドイツだったこともあり、日本サッカー、そしてドイツサッカーもよりフォーカスされたかと思います。そういった中で可能性を秘める多くの日本人サッカー選手がインプルーブのことを認知してくださる機会も増えてまいりました。今後も気を引き締めてインプルーブスタッフ一同精進いたしますので今後もよろしくお願いいたします。

一昨年に関しましては某ウイルス等の影響もあり、まともにサッカーができない状況だけでなく、ドイツでの生活自体も制限されることも多く、我々サッカーに携わる人間だけではなく、多くの方にとって難しい時間が長く続いたかと思います。そんな苦しいシーズンだった一方、昨年のシーズンに関しては多くの選手がその鬱憤を晴らすかのような活躍をすることで、サッカー大国ドイツという国でも日本人が通用する、市場価値がもっとあるということを示してくれました。

私たちインプルーブも選手に負けじとサポート体制の強化等を行うことでドイツでの認知も含め、取材していただく機会等も増えてきました。日本で実力があるのになかなかキャリアとして伸び悩んでいる選手、新たなチャレンジを目指す選手、新天地で1からサッカーキャリアを目指したい選手など入口は様々ですが、今後も多くの選手をしっかりサポートしていけるよう2023年も我々は進化していきたいと考えています。

今後もドイツで活躍していこうとする日本人選手にとって素晴らしい年になるようインプルーブ一同願いますとともに、そのサポートというものをさらに良いものとするため頑張っていきますので今後もよろしくお願いいたします。

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目指すべき場所〜水多選手vs三宮選手〜

先日水多選手所属のFSV Mainz05と三宮選手所属のFSV Frankfurtがリーグ戦で試合を行いましたのでそのレポートをしていきます!このリーグはRegionalliga Südwest(4部)でかなりレベルの高いリーグとなっています。そんなリーグで両日本人選手が先発出場できるのは本当に凄いことです。水多選手が所属するFSV Mainz05は1軍が1部ブンデスリーガに所属しており、水多選手も多々1軍に帯同しています。三宮選手が所属するFSV Frankfurtも数年前まで2部ブンデスリーガに所属していた強豪です。

試合が始まると、これぞドイツサッカーと言わんばかりの当たりの強さと球際の激しさが試合開始から繰り広げられていました。水多選手も三宮選手も日本人らしい素晴らしいテクニックとアジリティで交わしますが、それでも両選手多くのファールを受けていました。二人のテクニックやスピードは明らかにドイツ人にとって脅威となっており、効果的なプレーを連発し常に相手の脅威となっていました。

この試合はFSV Frankfurtのホームで行われたのですが、多くのサポーターが三宮選手の名前を叫び応援していました。結果をしっかり残している三宮選手を気に入っているファンが多く、日本人として嬉しくなる瞬間が多々ありました。それ以外にも、10番を背負いマインツのエースとして活躍する水多選手も広く認知されていました。海外では相手からブーイングを受けるということは実力が認められているということなので、そういった面でも日本人として誇りに思える瞬間でした。

前半には多くのチャンスメイクと特徴である推進力でチームに貢献していた水多選手がアシストを記録しました。素晴らしいゴール前での動き出しと確実なテクニック、あとは触るだけのラストパスを供給し今シーズン8つ目となるアシストとなりました。得点後に水多選手に対してのチームメイトの反応を見て、明らかに周りから好かれ、認められているのがわかりました。10番を背負っている理由がわかる瞬間であり、これからもさらにステップアップしていくだろうなと思わせるほどの風格さえありました。

チームとして守備に回る時間の多かったフランクフルトですが、豊富な運動量とボール奪取、奪った後の速攻の起点になり続けた三宮選手も反撃に出ます。そんな中コーナーキックを得たフランクフルトは、そのプレーで同点弾を叩き出します。ドイツの肉弾戦はいわゆる「戦争」であり、コーナーキックなどのセットプレーはその特徴が顕著に出ます。

しかし日本人のように、アジリティがありテクニックも兼ね備えている選手はドイツに多くいるわけではないので、その点で差別化を図ることができます。もちろんその分フィジカルや闘うという能力に数値を多く分配しているので、それらを掻い潜るほどのテクニックが必要になります。二人のようなプレーヤーがこれからも活躍することでドイツでの日本人の価値はこれからも上がっていきます。

試合は結果的に三宮選手所属のフランクフルトが後半アディショナルタイムに貴重な逆転ゴールを決め、試合はフランクフルトに軍配が上がりました。二人はこれから更なる活躍をして、更なるステップアップをしていきます。これからの二人の活躍に期待です!!

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